闇金により安全?!ソフト闇金の金利やリスクついて解説!

闇金により安全?!ソフト闇金の金利やリスクついて解説!

最近、インターネット上で「ソフト闇金」というワードを見かけたことがある方は多いのでは無いでしょうか。新型コロナウイルスにより収入が低下しお金に困る人が多い中、ソフト闇金のような融資サービスが日に日に増えています。
そこで、ソフト闇金の実態と闇金との違いについて解説していきます。

ソフト闇金とは?

ソフト闇金とは、高利貸しのサービスであり闇金の亜種です。闇金よりも利息や取り立ては厳しくなく、名前の通り「優しい闇金」という印象で広まっています。
スタッフの親切な対応にも定評があり、裏の金融の利用が初めての方でも申請しやすい傾向です。

しかし、それは表面上の評価であり、実態は闇金の業務内容と然程変わりません。他の金融機関と比べて審査は通りやすく、その見返りとして法定外の金利でお金を融資しています。
また、審査から入金まで即日で対応し、返済までの一連の流れが数日で済むでしょう。銀行や消費者金融から融資を受けられない方が融資対象です。

最近では、WebサイトやSNSアカウントを運営している業者も多く、顧客の大部分をインターネットで集めています。

ソフト闇金と闇金で異なる点は?

ソフト闇金と闇金では、大きい観点から見ると高利貸しという点で同じですが、細かく紐解いていくと異なる点が幾つかあります。ここでは、主に5つの違いについて解説していきます。

比較的に金利が低い!

1つ目は、ソフト闇金の方が闇金よりも金利が低い傾向があります。通常、闇金の金利は、1日3割の利息(ヒサン)、10日で1割の利息(トイチ)、10日で5割の利息(トゴ)などが有名です。もしも、ヒサンやトゴで融資を受けた場合、返せない方がほとんどでしょう。

それに比べ、ソフト闇金の利息は7日で2割や10日で3割の利息が多いようです。闇金が持つ「暴利」というイメージを払拭するかのように、「借りやすい」、または「返しやすい」利息に設定しています。

取り立てが厳しくなく寛容である!

2つ目は、借金の取り立てが厳しくなくソフトな対応である事です。闇金で融資を受け返済期日までにお金を用意出来ない場合、法律に触れる触れない関係なしにかなり厳しめの取り立てがあります。例えば、自宅に無理やり押しかけてきたり、身内や友人にも嫌がらせをしたり。より悪質なケースだと、暴力を振るわれる事や監禁される事など、業者によって様々ですが、耐え難い取り立てが来ることは避けられないでしょう。

けれども、ソフト闇金ではそのような話は耳にしません。仮に返済期日に遅れたとしても、いきなり法律を無視した悪質な取り立てはせず、柔軟に対応します。まずは、お金を借りた本人に連絡があるでしょう。その後、その連絡が通じない場合は、家族や緊急連絡先に連絡が入るかもしれません。ただし、いきなり身内や友人に連絡して立て替えさせるような対応をすることは無いでしょう。

接客が親切かつ丁寧のため初心者でも利用しやすい!

3つ目は、親切かつ丁寧な対応であり初心者でも利用しやすい点です。闇金のイメージは、融資から返済まで不愛想な対応を受ける場合が多いです。融資者を下に見下したような対応もあり、裏の世界の経験が無い方は怯えてしまうでしょう。その結果、どれほど不合理な条件を出されても、その要求を呑んでしまうケースがあります。

しかし、ソフト闇金では、初回のメールや電話から親切かつ丁寧な対応をしています。闇金のように荒々しい言葉を使うことはなく、一般の金融機関のような接客です。そのため、初めての方が融資の依頼をしても、互いが条件に合意した上で契約出来るでしょう。

集客はインターネット主体であり24時間対応!

4つ目は、集客は現代のテクノロジーを活かし、インターネット内で行われる点です。インターネットが普及した現代でも、多くの闇金はアナログな方法で顧客を集めています。例えば、道端の電信柱やコンクリート柱、自動販売機等に自社のチラシを張る集客方法です。他には、ポケットティッシュ内に自社にチラシを入れて、駅前等で配る方法もあります。ただ、業者側は警察などの捜査を避けたいためか、違法な方法で集客を行い、人目に付きにくくしているのです。

反対に、ソフト闇金では現代のシステム、サービスをフル活用して集客を行います。多くの業者は、SNSアカウントや公式サイトを立ち上げて運営する等、インターネット利用が主体です。そのため、闇金業者よりもソフト闇金業者の方が、幅広い層の顧客を集客していると言えるでしょう。

また、ソフト闇金業者はオンライン上でサービスを提供しているため、24時間いつでも申請する事が可能です。既存の闇金では店舗営業が主体である事が多く、限られた時間でしか利用する事が出来ません。その点、ソフト闇金は現代のシステムに馴染んでいる事もあり、利用しやすいサービス体系となっています。

審査が緩く入金までのスピードも早い!

5つ目は、申請時の審査が緩く、申請から入金まで即日で実行される点です。まず審査の面から説明すると、闇金で融資を受けようと思った場合、身分証明書の提出や会社への在籍確認、それに加え連帯保証人を用意する必要があります。個人情報を全て提供した上で、身内や会社の情報まで提供し、さらに身近に信頼できる人を保証人にしなければいけません。

しかし、ソフト闇金では身分証明書の提出と在籍確認はありますが、連帯保証人を用意する必要はありません。また、業者によっては、身分証明書のみで申請出来るとこもあるみたいです。そのため、比較的に審査は緩く身の回りの方に迷惑をかけずに、融資を受ける事が可能です。
それに加え、申請から入金までの速度が早いのもソフト闇金の強みでしょう。前述のように、ソフト闇金はオンライン上のサービスであり、申請時に必要な書類も少ないです。24時間対応も考慮すると、闇金よりも早いスピードで口座に入金されます。お金に困った際、早急に借りて解決出来るのは、ソフト闇金の良い点かもしれません。

ソフト闇金にも闇金と相応のリスクがある

闇金と比べればある程度寛容な対応であるソフト闇金ですが、融資のリスクが低いわけではありません。法定利息以上の高額な利息に加え、他にも潜在的なリスクがある事を覚えておきましょう。

返済出来ない場合は厳しく取り立てる業者も存在する

ソフト闇金では闇金とは違い、返済期日にお金が用意出来ず返済が出来なくても、しっかりと連絡を入れておけば返済を待ってくれる場合があります。ただし、遅延の連絡や返済そのものをする気が無い方に対しては、厳しく取り立てが行われます。

申請時に身分証明書を提出しているため、自宅へ取り立てに来るのはまず間違いありません。そして、書類の情報を元に、職場や家族にもしつこく連絡をする可能性もあるでしょう。また、インターネット上に個人情報を拡散される事や自宅付近で悪質な嫌がらせを受ける事は覚悟した方が良いかもしれません。

つまり、返済期日に返済できず、返す見込みがない顧客には、闇金業者のように厳しい取り立てが待っています。「ソフト闇金=安心」というイメージは捨て、多少優しい闇金業者と認識するのが良いでしょう。

詐欺被害や犯罪に加担させられる場合もある

SNSアカウントや公式サイトで運営している業者が、全て本物ソフト闇金業者とは限りません。中には、ソフト闇金を装った詐欺グループや犯罪集団が紛れている場合があります。

詐欺グループの場合だと、申請時に提出した身分証明書、キャッシュカードを基に個人情報を抜き取られ悪用されます。最終的に、申請した融資額を受取る事もできず、連絡が付かなくなるでしょう。

また、犯罪集団だと、銀行口座やキャッシュカード、携帯電話の売買を要求される場合があります。そして、それら売買行為は犯罪にあたるため、警察に物品を抑えられた場合、提供者が犯罪の首謀者として捕まえられてしまうかもしれません。

ソフト闇金業者か否か見分けるには、かなり注意してSNSアカウント、公式サイト上でやり取りした方が良いでしょう。

まとめ

今回は、ソフト闇金の特徴と闇金との違いについて解説してきました。ソフト闇金は、文字通り「優しい闇金」というイメージです。闇金よりも金利は低く、接客も丁寧のため初心者の方でも安心して借りる事が出来ます。24時間対応でオンライン上での申請が可能のため、困ったときにいつでも利用可能です。